初のドライブデートはボルボで
初の運転講習終了。
また会いたい♡
嬉しいことを言ってくれる♪
もちろん断る理由なんてナッシング。
次はいつ会える??
私をライブに連れてって♡
聞けば隣県で開催されるパンクバンドのコンサート行きたいとのこと。
パンクバンド!?
浜田省吾ファンだったオレ、一瞬迷ったのはホント。
専門学校初サボリ
さて。
LIVE会場まで片道130km。
結構遠い・・・・
選択肢に電車は無い。
クルマ好きを自称してる
高速道路も使いたくない。
車をいじるお金を減らすのはヤダ
しかも平日の夕方からのコンサート。
私は有給休暇を取るね!
社会人だもんね・・・・
オレはその日は学校だよ~・・・って少しよぎったけど、
デート一択!の答えを出した。
さぁ、県外へ
親の小言に耳を貸さずオレは彼女を迎えに行った。
彼女を助手席に乗せて、静かに滑らかに走り出すボルボ。
ガソリンはハイオク満タン。有鉛添加剤も入った。
デートの滑り出しは申し分ない。
途中50kmほど走ったところで早目の昼食。
入ったお店は国道沿いの看板が目立つ鰻屋さん。
鰻屋さんに入るって(汗)。
かなり背伸びしたけど先は長いからね、精をつけたよ。
満腹になって先に進む。
奮発した昼食により話も弾んであっという間に目的地に到着。
このクルマ重厚感があって、滑らかに走ってくれる。彼女との会話も邪魔しない車内の静かさ。守られている感も物凄く感じる。130kmの距離でも身体への負担が少ない。
本当にいいクルマだなあ。
・・・て思った。
予想していた到着時刻には、会場近くの駐車場へクルマを停める事が出来た。
そしてコンサートが開演。
会場内に集まった沢山のファンの熱気と盛り上がり!
最初は圧倒されたけれど、終わる頃には自分も汗だくになっていた。
NO SWEET
コンサートの余韻にゆっくりと浸りながら食事・・・・・なーんて思いはあったけど。
現実は甘くない。
そう、彼女には門限があるのだ。
門限を過ぎたら彼女は親に言われるだろう。
そいつとはもう付き合うな!
と。
急いで帰るしかない。
そう、楽しい時間はあっという間に過ぎていき・・・・。
踊り疲れた彼女は助手席で眠っている。
自分は門限時間ばかり気になるけど仕方がない。
このペースなら何とか間に合うだろう!
ひたすらオレは家路を急いだ。
FR
ボルボ144。
普段は自然とゆったり走りたくなるクルマなんだけど。
この時ばかりはアクセルを踏み込んだ。
北欧スウェーデン生まれ。
生まれ故郷では、おばあちゃんもFR(フロントエンジンリヤドライブ)車のリヤを華麗に滑らせ、アイスバーンをドリフト走行して乗り回しているそうだ。
そういえば!
ちょうどこの頃ドイツツーリングカー選手権(DTM)レースで144の後継モデル240ターボ(通称:空飛ぶレンガ-フライングブリック)がシリーズチャンピオンを取るなど、素性の良さはお墨付きだ。
この時のオレ?シリーズチャンピオンドライバーばりの運転だったさ。
目の前に迫る幾つものコーナーを華麗に駆け抜け、ついに門限時間直前にゴール!!
流石だぜ ’フライングブリック’ ボルボ!
そしてオレはボルボがますます好きになった。
それじゃ、また明日!(^^)/
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