Dad’s VOLVO 144

こんにちは、ジロウです。

今日は安全性半端なし、ボルボの話。

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子供たちが免許取れる日を待っていた気のなが~い親父の話

今から約40年前、オレの父は高校で社会の教師をしてた。

自他ともに認める脱線メインの先生。

今でも面白かったと当時の生徒さんに言われることがあるほどw

なぜ生徒さんにそれを教えてもらえるのか?というとオレと父は顔がそっくり!

町中で知らない人に父の名を言われるほどなんだから遺伝子ってすごいよね。

オレ自身は、そんなに似ていると思ってはいないんだけど奥さんも良く似てると言っている。

そんな父から生まれたオレはサラリーマンやりながら車車車。

今も昔も偏愛に近いと言われながらオレは車のことばかり考えてる。

お酒を飲んだら車に絶対乗っちゃダメ。

オレそっくりの父は大のお酒好きで飲み始めたらとことん飲みたい人だった。

1次会2次会3次会4次会5次会・・・etc全員帰る気になるまで帰らないで飲み続けるなんてざら。

そんな親父の選んだ道は「車の免許をとらないこと」

お酒を飲みたいから車の免許は要らん!という徹底ぶり。

マイカーがある家に憧れた少年時代

当時、一般家庭には一家に一台車があるのは当たり前だったんだけど我が家には車が無かった。

時代はスーパーカーブーム到来。

学校は車大好き男子であふれんばかり。

マイカー保有のあこがれはこのころ育ったんだろうか?

ボルボ登場

オレには2歳年上の兄貴がいて、いつも一緒に遊んでた。

ある日、近所の歯医者さんが新型ボルボに乗り換える、と聞いた。

なんと次の車もボルボなんだって。

兄貴と2人、近所の歯医者さんの車の乗り換え話にソワソワ。

自分ちの車じゃないんだけど、その家の前を通るたびに気になる輸入車。

ずっと見ていたボルボは1967年式の144。

オレと同じ歳だった。

売っちゃうのかな?下取りかな。

兄貴とそんな話をしていたときだった。

歯医者さんのボルボを買うことにしたぞー‼︎  by親父

えー!なんで?なんで急に?マジか!とうとう我が家にマイカーが!

運転免許のない親父が何で車を買う気になったかって?

それは兄貴が免許を取ったからなんだよね。

運転手がいればいつでも好きな店に飲みに行けるし迎えにも来てもらえるって魂胆。

144を買う!

歯医者さんからの提案に親父は即断即決購入した。

満を持して初めての車が我が家にやってきた!

オレにとって最初の車が144だったことは最高に良いことだったけどね。

ボルボ144

昔のアルバムからやっと見つけた1枚。

元々は緑色だったんだよ。

でもブラックに全塗装してもらって、ホイルキャップの真ん中はGOLDにしたんだ。

渋かったな~。すっごい好きだった。

全塗装後。かなりイカしてるよね。

チョークレバーのワイヤーがしょっちゅう引っこ抜けたっけ。その度にボンネット開けて直すのが常だった。

あとさ、バックミラーやフェンダーミラー(ドアミラーではなく)のデザインも好きで。

絶妙だなぁと今でも思う。

今、車の色はフイルムを貼ればすぐさま好きな色に変えられる。

好みの車にしたい!という気持ちを実現するのが簡単になったと思う。

ちなみに自分はプロテクションフィルムというのをフロントガラスに貼っている。

飛び石対策にもなるし、硝子が飛び散らないから安全だ。

クラシックカーに乗るときは、有鉛ハイオクガソリン仕様かチェック要!

ボルボは有鉛ハイオクガソリン仕様の車だった。

ハイオクってだけで高価なのに、それに有鉛添加剤ってのを入れなければならない。

昭和60年ごろ、ガソリン代プラス1000円くらいの値段だった。

1000円って当時、ラーメン2杯分くらいだった。

そう考えるとやはり物価は上がっているね。

ラーメン1杯千円はざらだからね。

ちなみに今でも有鉛添加剤を入れなくちゃならない車はある。

もちろん現存するクラシックカーがあるからだ。

このボルボ144も勿論だけど、クラッシックカーは有鉛ハイオクガソリン仕様になっているものが多い。

クラシックカーに乗るにあたっての注意点だ。

重厚感ある車体が最高!

ドア1枚の重さ。

重いだけに頑丈。

鉄の塊みたい。

横からぶつかってきても怪我は最小限に済むだろう重さ、そして厚み。

当時のボルボ社のポスター

母を乗せる時なんかはドアマンも務めた。

足が悪かったので踏ん張れない母は、ドアを閉めるのも大変な車だったんだ。

もしクラシックカーを購入しようと思ったら?ドライバーに体感してほしいのはこの3点だ。

  • 重ステ(パワーステアリングではないってことね。)
  • 手ドア(窓も手動式)
  • アクセルとブレーキも重い

運転席に座って走り出すときは、まるで鎧を身にまとって歩き出す感覚。

ロールスロイスもこんな風に乗るのかな?それはまだわからない。

未来、ロールスロイスを運転して奥さんと旅するのを妄想中だ。

ロールスに乗れる機会があったらレポート予定である。

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この記事を書いた人

手取り17万のサラリーマンがフェラーリオーナーになっちゃった。
自他共に認める車大好き人間。

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