退院後の話2

こんにちは、ジロウです。

大きく遅れをとってるよ
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目標必達への秘策(運動編)

大好きな体育や野球部の活動の遅れを取り戻すにはどうしたらいいんだろう?

1年後じゃ遅い。

誰よりも多く基礎体力づくりする!

絶対的時間を確保する!

全力で実行していった。

  • 短距離ダッシュのリピート練習
  • 懸垂1日10回から1日1回プラスしてやれる数を増やしていく
  • 腕立て伏せと腹筋を50回ずつ、1日1回プラスしてやれる数を増やしていく。

単純と言えば単純なんだけどこの練習が自分を取り戻すことにつながっていった。

心も身体も。

後日談なんだけど。

卒業後久しぶりに同級生に会った。

この時のオレはこんな風だったそうだ。

ジロウは全く笑わなかった。

先生にいつも当たり散らしていた。

いつも機嫌が悪かった、と。

自分にそんなつもりは全く無くて。

みんなについていくのに必死だっただけなんだけどさ。

次に会うときには正直にそう伝えてみよう。

言い訳はしたくない!

それが自分のスタンスだって思っていたけど理由を話すのは言い訳ってわけじゃない。

最近それに気がついた。

それからは気をつけて何でも口に出すようにしてるんだ。

テレパス(注1)相手だったら話さなくてもいいけれど、話さないと伝わらないからね。

ただの機嫌悪男(きげんわるお)でなかったことだけは次回必ず伝えようと思う。

注1※テレパス=相手の心や思考を読み取れる人のこと

最上級の現役へ

それから約半年。

ふと気づいた。

あ、空白埋まってきてる。

だいぶ追いついてきてる。

自分のやっていることは正しい!この確信は自分の背中を強く押してくれた。

①部活の朝練

②日中は授業に全集中

③放課後は野球部の練習

④全身全霊で自主練習

全てを繰り返し、ひたすら淡々とこなし、帰宅。

食う・風呂・寝る。

365日、休みなく続けていた。

それでも勉強も体力も完全に取り戻したのは1年以上後だった。

Give me uniform!!

必死と言っていいだろう。

ルーティンが決まったら余計なことは考えないで済んだ。

繰り返すことが自分にできること。

繰り返すことが自分の生きる道。

繰り返して取り戻す、事故前のオレ。

そしてとうとうその日がやってきた。

3番バッター、ジロウ!

一瞬時が止まった。

握った手に力を込める。

一歩前へ、もう一歩前へ。

そして走り出した。

やった!

レギュラーだ!

追いついた!

涙ぐみそうになる顔を必死で誤魔化しユニフォームを受け取った。

最高の日を迎えたオレ

中学校の運動部といったら新人戦からスタートだ。

各校スタメンが一斉に揃う日。

これから何度も顔を合わせることになるだろうライバル達。

そのときのライバルが高校の級友となり、車仲間として一生付き合うことになることをその時のオレはまだ知らない。

新人戦、市内大会、県大会。

泥まみれ、汗まみれでみんなよく戦った!

あっという間だったけどオレたちの学校はとうとう優勝を勝ち取った。

小学校で個人記録を打ち立てたオレ。

自転車事故で一気に奈落の底へ落ちたオレ。

全身全霊の努力で県大会優勝したオレ。

昨年の東京オリンピック。

池江璃花子選手の活躍は自分の過去と重なった。

うんと泣けたのはここだけの話。

明日は車の話に戻ります(^^)/

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この記事を書いた人

手取り17万のサラリーマンがフェラーリオーナーになっちゃった。
自他共に認める車大好き人間。

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